初心者が投資で痛い目に合わないためのNISA(新NISA)枠の活用法

お金

自分が投資で成功できるのかを簡単に判断できる。
そんなことができれば試してみたいと思うかと思うのではないでしょうか?

でも、そんなことが可能なのか?というと、多分可能です。

これはあくまで僕個人の考えではありますが、投資で成功するためには、もしくは投資で失敗しないためには、まず自分がどういう人間なのかを知ることが大切だと思うんです。

もしあまりにも投資に向いてないと感じるなら投資をしないという選択を取ることが正解です。投資を真面目に取り組めそうだな…と感じるならトライしてみても良いとは思います。

いずれにしても、まずは、投資に対する自分を知ることが第一歩だと思うのです。

 

では、どうすれば投資に向いている人なのか向いていない人なのかを判断するのかというと、それが今話題のNISA枠です。NISA枠を使って、自分が投資に向いているのか向いてないのかを把握する。

一言で言えば、小さくテストしてみる。試せば色々なことが分かります。

 

この小さなテストをサクッとこなすことは、書籍を何冊も読んだり、ネット記事を読み漁るよりも学べることが多く、もっともスピーディーに結果が出るってのが僕の体験から思う事です。

まだまだ投資を始めて約1年ほどのひよっ子の自分ではありますし、大金持ちになったわけではありませんが、実際にNISA枠で投資をして、個別株投資も試してみて分かったことがあるのでそれを書かせてもらいます。

※記事は適時加筆修正しています
※書いてる人については記事末尾にあります

社会人が金融投資で失敗しないための新常識

限られた人生の中で投資に触れるためのセオリー

投資をすることは、お金を増やすための有効な手段の1つと言います。

橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」という本や、トマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」でも、投資によって得られるリターンが手元のお金を増やすための要諦である、投資でのリターンを得ずして大金持ちにはなれないってことが書かれています。

でも、投資はリスクがありますから個人個人の責任のもとでやってくださいというのが投資に求められる約束事です。そして、その約束事を理解しているからこそ、投資に対する知識を多く持たない多くの日本人は投資に手を出さないというとても合理的な選択をしていると思います。

そんな状況でいきなり「投資を始めましょう!」と言われても前向きになれない人がほとんどなのは当たり前だし、むしろ、リスクを感じるものに手を出さないのは賢いとすら思います。

ましてや、投資を今から始めるために投資の勉強をして…となると時間が足りない!ってなるのも無理はないと思いますし、知識はないけど全力投資!というのはただのギャンブルです。

そこで大切になるのが”リスクが限りなく小さい投資”を始めることだと思うんです。

最速で学びを得る方法は”試してみる”

学び方には大きく分けて2種類あると思うのです。

  • 先生や書籍などから学ぶ
  • 実際にやってみて学ぶ

この2つを並行して両輪のように進めていくことが学びだと思います。

そして、何かを始めるにあたって、まずは講座や書籍から学ぶ座学から始めてみよう!という発想を持つ人は多いと思います。これは小さなころから学びとはそういうものだという刷り込みがあるためだと思うのです。

でも、社会人になってそのスタイルの学習を始める余力はなかなかないので一歩踏み出せない。だから始めたいことがあっても始められないってことが多いと思うのですが、ここで発想を逆転してみても良いんじゃないかな?と思うんです。

  • まずは試してみて、分からないこと、もっと知りたいことを見つける。
  • それを学習していく。

”実際にやってみる”という体験からの学びから入るという考え方です。

これなら時間がない中でも必要最小限の時間で新しく踏み出すことができると思うのです。

実際は初心者向けの書籍を数冊まず読んで基本知識を身に着けて、その基本知識を基に実践に入るのが理想的ではありますが、その数冊を読む時間すら取りにくいので踏み出せないということもあるかと思います。

それなら、まずは試してみる。まずは一歩小さく踏み出してみる。
そこで疑問に思ったこと”だけ”解決する。

網羅的に体系立てて学ぶという学び方ではありませんが、必要な経験と知識の蓄積は生きた知恵となりますので、実際に生きた知見を得られるのはむしろこのやり方かもしれません。

投資を始めたいけど勉強する時間が…という方には、このやり方を取り入れるほうが未来は良い方向に転がるように思います。

投資の勉強のゴールとは

余談ではありますが、投資の勉強にゴールと呼べるものはないと思っています。

資格の勉強のようにここまで行けばOKという目安がありませんし、投資は社会活動そのもの、経済活動そのものと深くかかわっていますから、常に学び続けることがあります。

そういう意味では一生飽きのこない学びの場でもありますし、だからこそ学び続けることをあきらめるとしっぺ返しを食らう可能性もあります。

何が言いたいのかと言いますと、これを越えれば投資を開始して良いというラインはあるようでないということです。

むしろ走り続けるためのフォームを意識するほうが大切な世界だと僕は感じています。

リスクコントロールを学べる

社会人が投資を始めるにあたって、実践から入るほうが良いよって言われたときに脳裏をよぎるのは「でも損したら嫌だし」ってのがあるんじゃないかな?と思ってます。僕も損は嫌いなので気持ちはわかります。

だから投資は絶対にイヤ!という人は投資は向かないのかもしれません。

(投資をしないことも損をしていることになったりするんですけどね・・・)

ただ、投資を始めてみようかな…でも損したくないなと思うあなたの場合、頭の中で起きているのはリスクをどの程度許容するのかというリスクコントロールだと思うんです。

例えば、「まずは1,000円試してみたら?」と言われたら、「まあ、それぐらいからならいっか」って人は多いと思います。でも、「まずは1,000万円試してみたら?」と言われたら、「は?」となる人が多いと思います。だからといって1,000万円ぐらいなら…って人がいないわけではないと思います。

どの程度なら損しても受け入れられるのかというラインが各々にあると思うのです。それが未知のことであればあるほど低くなるのは当然だと思います。

何かを試すとなったときに、この受け容れられるリスクのラインよりも下のラインでスタートできるのかは重要なポイントではないでしょうか?

多分ですが、投資を始めるとなったときに、この受け容れられるラインより下でスタートできるイメージがないと言うのが大きな障害、高き壁になっていると思うんです。

だから投資をスタートできない。
投資をスタートしないから、お金が増えるなんて信じられない。

そういう結論に達するのだと思いますし、それも無理はありません。

そこで注目してほしいのがNISA枠です。

なぜNISAがオススメなのか

小額なおかつ非課税でテストすることができる

NISA枠とはなんぞや?をすっごく簡単に言いますと「非課税投資枠」です。その投資枠で得られた投資益には税金はかかりませんよという、国が用意してくれている投資枠です。

更に詳しいことは専門的なページをお読みくださいませ。

NISAとは? : 金融庁
NISA(少額投資非課税制度)のしくみや投資について基本から解説します。NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。

(これが実践しながら学ぶってことですね)

NISA枠、上限はありますが、10万円以上投資しなければダメよみたいな最低ラインはありません。極論を言えば、100円だけNISA枠で投資をしたいって人でもOKです。100円で買える金融商品がないわけじゃありませんので、それもNISA枠を通して買うことができます。

このNISA枠を使ってテストをするということをオススメしたいのです。

 

例えば、1万円だけ投資を体験するためにNISA枠で投資活動にトライしてみる。こんな感じで試してみることをオススメしたいのです。

シミュレーションでお試し的に始めるという手もありますが、お試しはしょせんお試しです。なんのリスクもないものには人は真剣になれません。損をすることもあるから、損をしたくないという思いが真剣にさせてくれるのだと僕は思っています。

だからちゃんと自身のお金でスタートすることが大切だと思いますが、生活を脅かすようなレベルのお金を投じる必要はありません。そんなお金の投じ方は投資じゃなくてギャンブルです。

その1つの目安として1万円です。これが厳しい・・・ってことなら1,000円でも構いません。

学ぶためには試すことが大切で、許容できるリスクの範囲内で投資できる金額が1,000円ならそれでもOKです。1,000円だと書籍一冊買えるかどうかですが、書籍一冊分以上の学びは絶対に得られるから無駄な投資にはなりません。

ただ、投資の益や損を実感するには元金1,000円だと現実味があまりにもなさすぎると思いますので、10,000円ぐらいを目安にすることを個人的にお勧めします。

知識やお金が無くても優れた銘柄を買えるアレを活用する

ここまでNISA枠で少額でまずは試してみるということをオススメしているわけですが、結局、少額だと買える銘柄は少ないし、安く買える銘柄なんて倒産しかけの会社の株だけでは?と思われたかもしれません。

実際に、予算が少ないほど買える銘柄の選択肢は狭くなりますし、その残される選択肢は株価の安い会社=業績や将来性に不安がある会社となりますから、投資としてかなりリスクが高くなります。

安い株価で買える銘柄の中には将来大化けするお宝銘柄が眠っていますが、お宝と呼ばれるだけあって、そう簡単には見つかりません。

かといって、アップルやマイクロソフト、トヨタのような優良な会社の株はやはりそれなりの株価です。

なのに、1万円だけ試してみろってのはお金をドブに捨てろってことか?と思うかもしれませんが、そうじゃありません。少額であってもアップルやマイクロソフトやトヨタの株を間接的に買うことができます。

それを可能にしてくれているのが投資信託という仕組みです。

簡単に言えば、みんなでお金を持ち寄って良い株を共同所有しようよ、もちろんそれによって得られた利益をみんなに還元するよって仕組みです。

詳しくはやはり専門ページをご覧ください。

投資の基本 : 金融庁
NISA(少額投資非課税制度)のしくみや投資について基本から解説します。貯蓄と投資の違いから資産形成の重要性、ライフプランとの関係まで、投資の基本となる情報を学びます。

(実践しながら学ぶパート2)

投資信託を使えば、世界的企業の株を間接的に買うことができます。1万円しか使わなくても、1,000円しか使わなくても、その価格に応じた分だけの間接的に買えます。

これを活用します。

実際に自身が投じたお金がどう変化するのか。

試しに10,000円投資した翌日にはリターンとして+100円となっているかもしれません。1%のお金が増えた計算になります。

もちろん下がることもあります。その次の日には-50円となっているかもしれません。これで差引+50円です。

そういう上下動を繰り返しながら初めに投じた10,000円がどう変化していくのかを体験する。この生きた体験が多くの学びを与えてくれます。

対投資の自分自身を知れるので必要な情報と知識、行動が見えてくる

まずは少額で投資信託を買ってみて、それによって投資したお金がどう上下動していくのかを見る。

これだけでも多くのことが学べます。

上がったときにはなぜ上がったんだろう?という事が素朴な疑問として浮かぶでしょうし、下がったときにもやはりなぜ下がったんだろう?と思うはずです。この疑問が学びの入り口になります。

今だと半導体関連の銘柄は強いのですが、これはAIブームが関係しているとも言われています。なぜAIブームなのか…とみていくことでおのずと経済について学ぶことになります。

違う角度では、中国の景気が落ち込んでいるので、中国企業に投資していた投資家が他の投資先として日本の企業を選んでいるので日本の株価が上がっているみたいなものが今日現在よく言われています。これもお金の流れという経済活動を知る一助になります。

こういうリアルタイムの経済や社会への関心の種を投資活動によって得ることができます。

同時に、お金が増えた減ったで自分自身がどう感じるのかを知ることができます。この学びが実は一番大きくて重要だと僕は思っています。

例えば、10,000円投資して+500円というリターンがあったと分かると、脳内のそろばんが仕事をするはずです。

このままいくと…とか、ってことはもっと投資額を増やせば…みたいな。

でも、-500円という日もあります。
その時は、大きく投資していたら危なかったな…と思うかもしれません。

はたまた、その程度の金額には一喜一憂しないかもしれません。

いずれにしても、自分の持つお金の感度のようなものがそこに現れますし、それがそのまま投資スタイルにつながると僕は思っています。

 

少々のことでは一喜一憂しない人は長期投資路線で、優良銘柄を買ってがっつり所有するというスタイルが合っているかもしれません。

逆に、一喜一憂する人はデイトレード的に短期で利益を確定させるスタイルのほうが向いているかもしれません。

そうやってスタイルが見えてくると、どんな知識が必要なのかも自ずと見えてきます。

長期投資寄りの人は経済の知識、社会活動の知識は不可欠になってきますが、短期投資寄りの人はそれらはあまり必要としません。指標やチャートの見方を学ぶほうが大切だと思います。

 

投資スタイルには正解はなく、あるのはその人の性格との相性だけだと僕は思っています。その相性が一致していると投資活動が楽しくなりますが、相性が合わないやり方をしているとストレスを感じると思います。

そして、自分は投資に対してどういう感じ方を持っている人なんだろう?を知ることで、その後の投資活動の戦略を建てることができますから、少額で試してみて自分を知るというのを早い段階で実践しておいたほうが良いと思います。

実際にNISA枠で投資をしてみて分かったこと

最後に僕個人の投資体験談をちょろっと。

今日現在の僕の状況、知識、性格を踏まえての資産運用の最適解は「インデックスファンドにすべてお任せ」です。個別株投資も試してみたのですが、思うように伸ばすことができませんでした。

 

ここまで僕が書いてきたことは僕が実際にやってきたことをおさらい的に書いているにすぎません。

僕も試験的に、NISA枠を使って、投資信託のインデックスファンドを買いました。同時に、同額で個別株をいくつか買って、どちらがお金を増やせるのだろうかを試してみたのです。これが僕の投資生活のスタートです。

結果はインデックスファンドの圧勝でした。

僕の個別株投資はプラマイで少しだけプラスでしたが、インデックスファンドはその4倍ぐらいの益を出しています。

それならってことで投資に使えるお金は全額インデックスファンドに投じています。

世の中には株で大金持ちになった人は多く居ますし、その人たちは個別株で成り上がったイメージが強いですし、僕自身がそういうスタイルに憧れがあるのも確かです。

でも、今の僕の実力では個別株ではお金を増やせません。これが現実ですので、それを受け容れて、インデックスファンドに全投資する。かといって投資の勉強をやめるのではなく、休まず焦らず勉強は続けています。

これらは、座学では絶対に得られなかった知見です。

インデックスファンドとはなんぞや?個別株とは?指標?チャート?それらを網羅的に学んだとしても、大切なのは、自分の性格や知識で今現在もっとも効率の良くお金を増やせる投資スタイルを見つけることだと僕は思っていますし、そればかりは実践を通してでしかわからないと思うのです。

 

それを早く見つけるには本を読んだり講座を受講したりするよりも、実際に資産運用をするほうが効率が良いし、NISA枠で少額で投資を試してみることも可能だからそれを試してみてほしいってことで書かせてもらいました。

もしあなたに投資の才能が眠っているのなら、それが覚醒し、資産数十億の大金持ちになれるかもしれません。でも、それが30年後や50年後ではあまり幸せではないはずです。

そんなにリッチになれるなら一日も早いに越したことがないはずです。だからといっていきなりアクセル全開でスタートするのは事故のもとです。

まずは小さく無難に…そんなことをオススメしたくて書きました。

よければ何かの参考の一助にしてみてください。

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