読書の効果を飛躍的に高めて未来を変えてしまう本の読み方

勉強

どんな目的で本を読むのかによりけりではあるけど、自分の知識を増やしたいという目的を少なからず持ちながら読書に向かおうとしているのなら、こうしたほうが良いんじゃないかな?とオススメできそうなことが1つある。

それが読んだ内容を思い出すサイクルを読書行動の一部に入れるということ。

これを意識するだけで、読んだ内容を自然と日々の思考や行動の中に反映しやすくなるので、当然結果が変わる。

結果が変わるということは未来を変えることになるなんてことも思っていたりする。

※記事は適時加筆修正しています
※書いてる人については記事末尾にあります

なぜ読書効果を実感できないのか

読むことが読書という意識が邪魔になっている

読書をする目的は人それぞれだけと思うけど、もしその読書が知識を蓄えるためにやっているのだとするなら、読書した内容を自分の中に少しでも多く取り込みたいとは誰しもが思うはずだと思う。きっと、これを読んでいるあなたもそうだと思う。

僕もその思いで本をわりかし多く読んできた。平均すれば週に一冊は絶対に読んでいる。冊数をいちいち数えていないが、20年以上は毎週毎週1冊以上読んでいると思うので単純計算で1,000冊は読んでいる。

でも、内容が自分の中に残っているのかというと、そんなことはない。むしろ1,000冊も読んだのに何も残ってないと言って良い。数値換算すると99%以上は残ってない。いや、99.9%かな?もっとかもしれない。

実感として何も残っていない。

でも、少しだけ読み方を変えただけで、本の内容が一気に血肉になった感覚が増した。それ以降、その読み方を意識しているけど、やはり定着率が上がっている。

その読み方が、「読み終えた後に読んだ内容を思い出す」というアクション。

たったこれだけで、本の内容が定着するようになった。

読んだけど思い出せない今までの読書スタイル

読んだ本の内容を覚えてないってのは、言い換えると”読んだ本の内容を思い出せない”ということでもある。思い出せないから、読んだのに無駄だったのかもしれないという感覚になる。

でも、実際にはまったく覚えていないわけじゃない。

以前読んだことがある本を引っ張りだしてきて読み直してみると、既視感はちゃんと感じる。あ、これ読んだことある、そうそう、こういう事が書いてあったと思い出せる。つまり、脳のどこかには残っていたということ。

この”脳のどこかに残っている記憶”を引っ張り出せないから、読んだ気がしない、読んだのに無駄だったと感じてしまう。

つまり、脳にインプットはされている。
しかし、脳からアウトプットされる回路がまだ脳に作られていないのではないか?ということになる。

 

脳にインプットしていても、それをアウトプットできなければ使えない。

言葉にするととても当たり前のことだし、受験勉強を真剣に頑張ったことがある人なら、実体験を持って、そりゃそうだと感じてもらえるはず。僕は勉強をちゃんと頑張ってこなかったので、その当たり前が大人になるまで分かっていないかった。

読んだだけでは意味がない。読んだ内容をアウトプットできなければ価値がない。

では、自分の読書行動を振り返ってみると、読んだ内容をアウトプットするという行動を起こせているか?全く起こせていない。読んだらおわり。面白かった!という感想だけでおしまい。

一時期は読んだ内容をブログに書いて・・・ってやっていたけど、ネタバレすぎて出版社から訴えられそうだな・・・と日よってしまって運営をやめた。(これはこれでやめて正解だったとは思う)

読んだ内容をアウトプットしたことがないのに、日常の中で自在に読んだ内容を引っ張り出せるわけがないだろう…ってことで、読んだ内容をアウトプットしてみるという事にトライしてみた。

これが大正解だった。

読んだ内容を思い出す工夫

読書後のアウトプット方法

読んだ本の内容をアウトプットするといっても、一言一句、間違えずに書き出すなんて狂気じみたことをしているわけではない。

やっていることはこんなこと。

  1. 本を読む
  2. 読んだ内容の要点や因果関係、階層構造などを自分なりにノートにまとめてみる
  3. 翌日、ノートにまとめた内容をノーヒントで書き出してみる
  4. 書き出した内容と、まとめた内容を比較して答え合わせをする

これだけ。

適当にまとめて、適当にそれを思い出そうとしてみる。真面目過ぎない程度にまとめて、思い出してをやってみる。これだけ。

これだけで、読んだ内容が頭が出てくる頻度が増え、精度も良くなってくる。

読んだ内容が生きてるな・・・という実感を思いっきり感じれる。

思い出しやすくなったから書けたのがこのブログ記事

交渉に関する本でとても素晴らしいと思っている本があるのですが、それを読んだときに「良い本だ!」と思ったけど、何が良かったのかを思い出せなくて、モヤモヤするということがあったんです。

いずれ読み返そうと本そのものは手元に置いているけど、そのいずれがなかなか来ずに数年が経過した時に、上記の読み方で読んでみたんです。

一度読んだことがある内容なので新鮮さはないにしても、すっかり忘れていることも多々あり、やっぱり良い本だったな…と思えた。それと同時に、一度思い出す練習をしたおかげで以前よりスムーズに思い出せるようになった。

その結果として現れた行動の変化の1つが、このブログ記事。

この記事、以前の僕なら「こういう読み方をしてみたら、本の内容を思い出せるようになった」という、自分視点の主観的な記事にしていたはずです。読み手のメリットをあまり意識せずに、本当にただの感想文のような記事を書いていたと思います。

でも、本に書かれていた”交渉とは相手のメリットを考えて行うもの”という言葉がふと脳裏をよぎり、ブログ記事も読み手にメリットを感じてもらうことが大切だ、読み手のメリットを最大化するにはどうしう切り口で書けばいい?ということで、”未来を変える読み方”というコンセプトでこの記事を作っています。

この切り口が正解なのかどうかは記事を書いている今の段階ではなんともわからない部分ではありますが、なぜこの読み方をすれば未来が変わるのかを軸にして書こうと言う意識は読み手のメリットベースが大切だよという交渉本から得た知識のおかげです。

そして、その知識のおかげでこの記事があなたにとって有益なものとなっていて、もしあなたが行動を変えてみようかな…と思えて、しかも、読んだ内容を思い出しやすくなりあなたの未来が変わったのなら、僕のこの読み方はまさに未来を変える読み方になっているわけです。(まわりくどい)

思い出しもセットにした読書法の注意点など

なぜこの読書法に行きついたのか

読んだ内容をまとめ、それを思い出すという手間暇がとっても面倒だし、そんなことに何の効果があるん?と思うかもしれませんが、一応、このやり方には一定の裏付けはあります。

これは僕が四の五の書いてしまうよりも、ちゃんとした説明がなされているこの動画を見るほうが良いと思いますので貼っておきます。

頭に入れることよりも、頭から出しやすくする練習が勉強には欠かせない。

頭から出す練習をしていないので読んだ本の内容が日常の中で出てこない。でも、頭に入っているので、読んだことがある本を読むと「読んだことがある」となる。

それなら、頭から取り出しやすくするためのワンアクションを追加してみようって考え方から実践してみました。

  • 読書を始めようと思っている
  • 読書をしているけど効果が実感しにくい

そう思っている方には超絶にオススメしたいやり方です。騙されたと思って、一冊だけ試してみてください。

  1. 一度、さっと本を読む
  2. 読んだ内容をノートにまとめる
  3. 日を改めて、まとめた内容を白紙のノートに書きだしてみる
  4. 比較して答え合わせをする

これだけで定着率が上がるし、脳から読書した内容を取り出しやすくなります。

読書量が減るのでは?という欠点について

欠点としてこんなことが思い浮かぶかもしれません。

「そんな手間を加えたら、本を読む量が減るのでプラマイゼロでは?」

確かに、人によっては読む量が減ることによるダメージは大きいかもしれません。でもそれは目先の変化だけで、長い目で見ると得られる効果が大きいという方が大半だと思います。

 

これはあくまで僕の場合ではありますが、僕は99%以上は読んだ本の内容を覚えていません。覚えてないというか、厳密には自力では思い出せません。

つまり、1冊1時間で読んでいるとして、100冊読んでも1冊しか使えるレベルになっていないということですので、その思い出せる1冊のために100時間の時間を投下しているということです。

 

今の僕が提唱している読み方は、仮に読むのに1冊1時間、ノートにまとめて思い出すテストをするのに1冊1時間かかると想定します。この場合、1冊に2時間かかります。(実際に思い出しメモづくりは1時間ぐらいで出来ます)

100時間で50冊しか読めませんので確かに読む量は減ります。
しかし、思い出せる本の冊数は体感として1冊どころではありません。

この読み方をした本は、大なり小なり何らかはすぐに記憶の中から引っ張りだせます。

その効果を控えめに見て、50冊のうち、3冊は内容をすぐに思い出せるレベルにあるとすれば、同じ時間を投下しても効果は3倍、300%アップです。

 

今のところ、読んだ内容をノートにまとめてから白紙に記憶から引っ張りだすと言うプロセスを入れた読書は、読んだ内容をまず間違いなく思い出せます。一度でもこの方法を取り入れた本は、何が書かれていたっけ?なんてことはありません。

この現時点の成功体験だけを土台にして考えるなら、50冊読めば50冊思い出せます。

100時間かけて1冊を思い出せるかどうかのレベルの読み方と、同じ時間をかけて50冊思い出せる読み方。その差、50倍です。

読書に未来を変える力があるなら、ただ読むだけよりも50倍速く望む未来に変わる計算になります。

なので…

読書を通して、自分の知識を増やしたい。そして、未来を変えていきたいと思っているのだとしたら、読んだ内容をノートにまとめて、そのまとめた内容を、日を改めて、白紙にノーヒントで書き出してみるというひと手間を加えることを僕はオススメします。

読むことで知識を蓄えることは大切ですが、蓄えた知識を出せなければ宝の持ち腐れです。
そして、蓄えた知識を引っ張りだせないのは、引っ張りだす練習をしていないからです。

引っ張りだしていないから、その知識を引っ張りだすための脳内回路が作られていないのです。

だから、読書によるインプットと、内容を思い出すアウトプットをワンセットにする習慣を持つことをオススメします。

 

ちなみに、以前僕が読書量を重視しようと決意した一つの理由に、勝間和代さんという方が「本はただ読むだけでも効果がある」と動画で発信されていたり、読書について書かれた書籍でもそう書かれていたりしたので、それを鵜呑みにしていた部分があります。

しかし、本の読み方を工夫していくなかで多読よりも精読寄りになった今の自分を振り返ってみて思うのは、”頭の良い人”の基本スペックを舐めていたな…ってことです。

頭の良い人はなぜ頭が良いのかというと、頭に入ったことを取り出すのが上手いから頭が良いのです。
頭に入れた知識を引っ張りだすコツを知っていると言ってもいいのかもしれません。勝間和代さんはバリバリに頭が良い人です。

そういう人が実践する多読は、アウトプットする術をマスターしている上でのインプットなのです。凡人が実践する多読とはきっと別物です。

同時に、こんな過去の記憶もよみがえりました。

以前交流のあった女医さんに、シャッターアイという”一度見たものを完全に記憶する”という能力の持ち主がいました。

初めて入ったお店のレイアウト、店内のポスターの並びや内容、メニューの内容(商品名・価格)まで一度行っただけで覚えてしまうほどの人でした。

なぜそんなことが出来るのかと問うと、頭の中にスクリーンがあって、そこに映像を再生させていると言っていました。すごいな…と当時は感心して終わりでしたが、今思えば、記憶したことを高精度で引っ張りだす術を持っているということに他なりません。

アウトプットがすごいのです。だから医師になれたのだとも言えます。

 

”アウトプットをためしてみる習慣”がそれをアウトプットできるようになる一歩目であり、それをアウトプットできるようになるから、行動に変化が生まれ、行動が変わるから結果が変わり、結果が変わるから未来が変わっていくはずです。

読書で素晴らしい知識に出会うことができる環境に僕たちはいるのですから、次はその知識をアウトプットできるようになることをワンセットにしてみる。

是非試してみてください。

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