フードデリバリー配達員の読書ブログ

フードデリバリー配達員が仕事の合間に読んだ本のこと

サッカーの見方がわかる本「風間八宏の戦術バイブル」の要約・感想

サッカーの見方

そんなのは簡単!
「点を多くとるチームが強いのだから、点を取りそうなチームを応援すればいい」

そう答えたくなりますが、サッカーは野球ほど得点が入るスポーツではありません。

90分の試合時間の中で1点しか入らないこともあれば、1点も入らない試合もあります。
得点シーンを楽しむのがサッカーの見方なら、そういう試合はつまらない試合だってことになります。

そんなサッカーに見方に、新しい視点を与えてくれるのが「風間八宏の戦術バイブル」という本です。

 

得点シーンを楽しむのはもちろん、得点の予感をバンバンに感じさせているのはどちらなのか。
得点の予感を生み出すために、どういう意図をもった戦術を持っているのか。

そんな視点を与えてくれる一冊です。

 

「風間八宏の戦術バイブル」の要約

風間八宏の戦術バイブル」で書かれている内容、サッカーを見る楽しみが増す一冊です。

内容的にサッカーを知っている人のほうが伝わりやすく、サッカーとはなんぞや?という超初心者には難解なものとなっていますが、「サッカーは要するに点の取り合いである」という見方から抜け出せない人には超絶オススメな一冊です。

その中で、特に新しい発見ともいえるのが”CBを攻略する”という視点です。

CBを攻略するという見方

サッカーは1点でも多く点を取ったチームの勝ちなのですが、サッカーが面白くないという周囲の人たちの意見を聞くと、なかなか点が入らないからという人が少なくありません。

確かに1-0という試合は結構ありますしね。

でもそういうスポーツだしな…という今までのサッカーの味方を大きく変える新しい視点をこの本では与えてくれています。

それが「CBを攻略する」という視点です。

強いチームやうまい選手はCBを攻略する

強いチームは、CBを攻略するための戦術を豊富に持っています。
CBが混乱するような動き方を選手各人が意識的に行っています。

CBの死角に入ったり、気配を消したり、猛ダッシュすると見せかけて止まってみたり、止まっていると見せかけて動いていたり。

そういう駆け引きをチーム全体で行ったり、選手個人が行っています。

 

中でも、点をよく決める選手はCBの攻略が巧みです。
そういう選手ほど、CBに自分自身を触らせません。

CBから距離をとった位置に立ったり、隠れたり、気配を消したりを巧みに行うので、CBがついついその選手を見失い、そのスキに得点を決めています。

こういう駆け引きが分かるようになると、あの選手はうまい、点を決めるかもしれない…と予感しながら試合を見ることができます。

 

逆に言えば、CBが守りやすいような戦い方をするチーム、CBがたやすく守れる選手は脅威にならないので、そのチームはその試合ではいい結果をつかむことは難しいそうです。

例えば、前線にいるFWがCBに背中を向けてパスを受けるような動きばかりをしているチームはCBからすれば守りやすいので、CBを攻略できていない→CBは守りやすい→得点を取りにくい→勝てないという結果につながってきます。

「風間八宏の戦術バイブル」の感想

サッカーが好きな自分からすると、「風間八宏の戦術バイブル」を通してサッカーを見るうえでの新しい視点を得られたというのはとても大きな収穫だと思っています。

CBを攻略する動きが多いチーム、巧みな選手が強いチーム。
フォーメーションとか戦術がどうとか、そういうことは二の次で、シンプルにCBを攻略しているチームが強い。これは本当に新しい視点でした。

加えて、その視点によって次のようなことも思いました。

得点の一歩手前を攻略する

CBを攻略できるチーム、攻略する選手がいるチームは強い。
これは得点に最も直結する戦いの場がCBだからです。

こういう視点はあらゆる場面でも同じことを言えるのでは?と思うのです。

 

今の僕の仕事でもあるフードデリバリーの配達員という仕事に置き換えると、それは依頼が多い店を把握するということがそれに該当するのかな?と思っています。

そういう店を把握することで、次の依頼を獲得しやすくなります。

つまり、依頼につながる一歩手前の行動が、ゴールに直結するCB攻略のアクションです。

 

これはあなたの仕事やあなたの私生活でも同じことが言えるのではないでしょうか?

目指すゴール、得たい成果の手前を攻略することが成功と失敗のカギを握っている。
そう言える場面が多いのではないでしょうか?

そんなわけで

風間八宏の戦術バイブル」の要約と、その感想をつらつらと書かせてもらいました。

「CBを攻略する」というのはサッカーにおける戦術のごく一部ですし、ほんの中ではパス回しや守備の仕方についての解説もされていて、それらもとても勉強になる内容です。

サッカーに興味がある方は読んでみて損はない内容だと思います。

 

またCBを攻略することこそがサッカーの勝敗のカギを握るという考え方は、僕たちの生活や仕事にも応用できる考え方だと思います。

望む結果につながる一歩手前を攻略する。
そうすればチャンスが増え、結果につながりやすくなります。

逆に言えば、望む結果があるのにそれが得られていないのなら、その手間の段階がうまくいってないのかもしれません。

 

そんなヒントを得ることができる、個人的に楽しい一冊でした。