フードデリバリー配達員の読書ブログ

フードデリバリー配達員が仕事の合間に読んだ本のこと

努力はしない方がいいという考え方本「エフォートレス思考」の要約・感想

努力をする

それを否定する人はまず居ません。 もしいたら、その人はきっと変人扱いをされるはずです。

しかし、ジックリと腰を据えて考えて見ると、「努力をする」というのはそれほど素晴らしいことではなくて、むしろ、あなたの足を引っ張っている可能性すらあります。

 

シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEOでありApple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーでもあるグレッグ・マキューンさんは著書「エフォートレス思考」の中で、”努力をしないこと”をオススメしています。

それがあなたが自由に使える時間を増やすことにもなるし、求める成果をより多く早く生み出すことにもなり、結果的にあなたを豊かにし、周囲から高い評価を得ることにもなるためです。

 

それってどういうことか。

本の内容を基に、なぜ努力をしないほうがいいのかをまとめさせていただきました。

努力を優先しすぎることのデメリット

努力を優先する、努力を尊いものとする。 そんな価値観がシッカリと染みついている僕たちです。

しかし、「努力は良い事」「努力は尊い」とする考え方は、次のような理由から成果を挙げる上では障害になっていることがあるそうです。

辛くて苦しい道を選ぼうとする

努力を良いモノとする考え方は、努力を要するプロセス、努力が求められる状況を好ましいものだと勘違いさせることになります。

日本でも似たような事が常識になっていますよね?

例えば、昭和の中高生の部活動では、「水は飲むな」と徹底されていました。

医学的に絶対ダメなので今は取り入れている部活はなくなったと言いますが、そういう苦労や苦痛を我慢しながら頑張ることが成果につながるという間違った思い込みが当時はありました。

これも努力をするほど成果がでるという思い込みによるものです。

苦痛を我慢することと成果は正比例の関係ではありません。

”やりすぎ”で成果の質を落とすことにもなる

努力は不可欠なもの、努力は絶対にしなくてはいけないと思っていると、仕上がった成果に対して、余計なことをしてしまいます。

いわゆる”蛇足”です。

求められる成果に近いものが完成したならそこで止めるべきで、それが拍子抜けするほど簡単に出来上がったとしても、完成したのならそこでOKです。

でも、努力せずに完成したので何か苦労しないと駄目だと思い完成品に手を加えてしまうのです。

完成品に手を加えるのですから、よりよくなるよりもより悪くなるのが落ちです。

成果の再生産に同等の努力を必要としてしまう

成果をあげるのに努力を要するという仕組みを作ってしまうと、1の成果を出すためには常に1の努力を求められることになります。

そして、それを良しとしてしまうことにもなります。

この大きな問題点は、改善や生産性の向上を図ろうとしなくなるということです。

1の成果をあげるのに0.5の努力でOKにするには?とか、1の努力で2の成果を出すには?みたいな発想に行きにくくなります。

努力しないことを優先するメリット

努力は成果に絶対に必要なものではありません。

むしろ努力せずに成果を挙げるほうがいいのです。

そう考えることこそが、実は求められる結果を出す手掛かりにもなりやすいです。

もっと簡単な方法を見つけられる

努力は成果に必要なものではないと理解していると、努力をしていること、努力をしようとしていることに対して一度立ち止まって、こんな事を考えることができます。

「もっと簡単な方法があるのでは?」

もっと短い手順、もっと少ない時間、もっと少ない予算で成果を出せるのでは?

そう考えることで高いコストパフォーマンスを発揮できるやり方に到達することができますし、自身の技術や知識の向上にも繋がります。

リソース(時間・お金・労力)を無駄にしない

努力は必要なモノではなくて、努力はしなければしないほうが良いと考えることができるようになると、無駄なリソースを使わなくなります。

例えば、求められる成果に近いものが完成したら、それ以上の手を加えない。

成果を求めた方の判断を待つ。

それだけでも時間を無駄にしません。

時間を無駄にしないということは、お金も労力も無駄にしないという事になりますし、他の何かに時間を使うことができるということでもあります。

努力を最小化するためのポイント

努力を美化しすぎないこと、努力はすべきなんて思い込みを棄てることが、生産性の高い活動につながる重要な価値観です。

ただ、それはまったく努力をするなということではなくて、次のような成果に繋がる重要なポイントには時間や労力を使ってベストの解を導く努力をしましょう!ということでもあります。

ゴールを具体的にする

どのようなゴールに向かっているのか。求められている成果は何か。 これを徹底的に具体化する。

誰が見ても明確で分かりやすいゴールを設定する。

ここに労力を割くことで、そのゴールに向かうための最適なルートが見えてきます。 結果的に無駄な努力をしないことに繋がってきます。

スピーディに完了させる

とにかく完了させることも大切なポイントです。

この”完了させる”ということに重きを置くことが重要です。

多くの場合、未完了の状態でいることで、あれもしなければこれもしなければ・・・という状況に陥ります。

なぜ未完了で置いているのかというと、努力を良しとし、多くの手間暇を必要とするプロセスに問題があります。

だから、さくっと完了させてしまうこと。 そのためにはどうすればいいのかを考える。

未完了をたくさん抱えないことも、無駄な努力を増やさないことになります。

簡素に、やりすぎずやらなすぎず

手順を短く、簡素にすることは無駄な努力をしないために重要なことではありますが、加えて重要なのが、その過程で”やりすぎ”を増やさない仕組みを設けることです。

 

例えば、筋肉質な肉体を持つというゴールを目指して筋トレをするとします。

その筋トレを1日で一気に高負荷で大量にやったとしても成果は出ませんよね?

だからといって全くやらないのも成果に繋がりません。

 

毎日やってこそ成果がでます。

では、毎日最低どれぐらいやるべきなのか、また、最高どれぐらいで抑えるべきなのか。

このやりすぎず、やらなすぎずの幅を決めることで、無駄になる努力を減らすことに繋がります。

テコを味方にする

本の中で、もっとも覚えておきたいポイントと言ってもいいのがこれです。

梃子(テコ)を味方にするということです。

1つの成果に1つの努力を要するという考え方ではなく、”1つの努力で何度も成果を得る”ためにはどうすればいいのかを考えて、身に付けていくという考え方です。

読書などの勉強の自己投資もテコの1つ

読書などの勉強は成果の大きな自己投資と言われます。

1度身に付けると、何度も何度も成果を生み出せるためです。

 

例えば、文字を覚えると文章を読めるようになります。 一度文字を覚えれば、たくさんの文章を読めるようになります。

このような一度マスターすれば何度も何度も成果を生み出せるものをテコと言います。

 

このテコを多く持っているほうが良い人生、豊かな生活に繋がりますので、成果を挙げるために努力をするのではなくて、梃子を身に付けるために努力をするほうが良いということになります。

この梃子の種類や内容については「エフォートレス思考」を読んでいただくほうが良いと思いますので、興味がおありなら是非一度読んでみてください。

そんなわけで

努力を過度に持ち上げる事を否定し、むしろ努力しないことをオススメする著者の考え方を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

正しく表現すれば、本質的な努力をしましょう!ということになります。

 

ゴール設定は厳密に正確に明確に行うことが大切で、それが後々すべてに影響を与えるので、ゴール設定に努力することはとても大切です。

しかし、ゴールに向かう過程はいかに簡単に、素早く、楽に辿り着くことが重要です。

そのためには、”努力をしなければいけない”という考え方を横に置くことが大切になってきます。

 

そうやって過度な努力を横に置くことで、あなたの時間を無駄にせず、成果を素早く生み出し、高く評価されるようになってきますので、どんどんあなたは豊かになっていきます。

だから、本質的な努力をしましょう!努力至上主義は卒業しましょうという事なのです。

なんとなくご理解いただけましたでしょうか?

 

更に詳しいことは「エフォートレス思考」で書かれていますので、是非参考にしてみてください。

努力すべきところで努力することの大切さが、より分かるようになるかと思います。

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