「あれ?あの配達員、ウーバーイーツのバッグじゃないよな…」って人をちょくちょく見かける。
規約上、必ずウーバーイーツのバッグを使わなくてはいけないってことはないので問題はないとはいえ、3年以上ウーバーイーツのバッグ(通称ウバッグ)を使っているものからすると、「代わりに余計なリスクを背負ってるのにな…」と思ってしまう。
とはいえ、思ったとしても余計なトラブルには巻き込まれたくないのでそれを本人に伝えることはしないけど、内心では次のような理由からウバッグを使ったほうが良いのにな…とか思っていたりする。
ウバッグを使ったほうが良いのにな…と思う理由
大容量を運べる頑丈なバッグはそうそうない
あのウバッグ、相当考えて作られていると思う。
自身の3年以上の活動を通して今は四代目になるウバッグだけど、合計約14,000配達をしていることから1つあたり3,500配達は十分にこなせるということでもある。
中にはどえらい重さの配達をこなすこともあるし、雨の日も風の日も背負っていて、それでも型崩れを起こさないことを思うと、かなり頑丈に作られている。
他の市販バッグでこれだけの耐久性のものを探すのは難しいと思う。
市販の似たようなバッグ、見た感じだと1,000配達もするとヘタってくるんじゃないだろうか?
配達効率や商品を安定して運ぶという意味では、ウバッグを使わない理由が見当たらないんよな…。
料理の梱包サイズを合わせてくれている
お店で受け取った商品をバッグに詰める時に、ウバッグの半分のサイズにスポッっとちょうどいい感じで収まって感動することがある。
ウバッグのサイズに合わせてくれているのか、それとも容器やバッグが何らかの規格に沿って作られているのかはわからないけど、無駄なく荷物をおさめることができて感動することがたびたびある。
あれ、他のバッグだと、多分デッドスペースができると思う。
デッドスペースができるということは、運ぶときに荷物が動く可能性が高いということでもあるし、複数件の配達には不向きってことでもある。
そう思うと、やっぱりウバッグ以外のバッグを使う利点が見つからない。
良くも悪くも目印になる
恐らくウバッグを使わない人の中には、ウーバーイーツをしていると思われたくないという人も少なからず居ると思う。
まあ、気持ちはわかる。ハッキリ言っておしゃれだとは思えないし、ウーバーイーツ=貧乏人みたいな印象が先行している部分があるので、隠したくなる気持ちはわかる。
だから他のバッグで代用したり、中にはハンドルにかけたり、メットインに入れたりして運んでいる人がいるけど、見る人が見ると、そういった行為のほうがマイナスイメージで恥ずかしい行為だと思うんだけどな…。
それに、他のバッグを使ってもウーバーイーツをしていることは周囲の人はなんとなくわかってるし、ハンドルに下げたりメットインに入れたりしていると、それを見たお客さんやお店の人から低評価をもらうことになり、結果としてアカウントが停まって仕事ができなくなるという事にもつながって本末転倒になるし。
そんなことになるリスクを背負うぐらいなら、ウバッグを使ったほうが良いのになとも思う。
バッグを使ってないだけでBADをもらう事もある
中には、ウーバーイーツ公式バッグを持っていることを料理を受け取る際の必須条件にしているお店もある。
お店側からすれば当たり前かもしれない。型崩れせずに、保温状態も良い入れ物で運んでほしいし、ウーバーイーツの配達員であることが一目でわかるほうが安心して料理を渡せるしで、ウバッグを持っていることのメリットは大きい。
もちろんウーバーイーツ自身がウバッグ携行を必須としていないので、お店側が掲げるウバッグ携行必須なんて条件をつっぱねても良いのかもしれないけど、そこで変に衝突を起こすメリットが自分には見当たらない。
トントンとサクサクと仕事が進むほうがラクチンなのにな…と思うが、ウバッグ携行必須なんてお店側は求めすぎだ!と憤る配達員も居るので不思議。そういうリスクがあることを承知でウバッグ以外を使ってんじゃないの?とすら思う。
てなわけで・・・
ウーバーイーツの公式バッグを使わない人を時々見かけるので、なんでだろう…ってことと思う事をつらつらと書いてみた。
一時期、公式ショップでウバッグが品切れ状態になっていて、やむなく通販で買ったものを使っているって人もいたけど、今は公式ショップで品切れになることはまずない。
だからこそ、今ウバッグ以外を使っている人は自身の意思でウバッグ意外を使っているという事になるけど、今一つそこに合理性を感じないというか、デメリットのほうが大きくない?と自分は思ってしまう。
何よりもは、商品が崩れたり、温度が変わったりして、お客様に迷惑をかけることにもなるリスクが高いということが、どうしても自分には受け容れられない。
そんなことをウバッグを使わない配達員やハンドルやメットインに入れる配達員を見るたびに思う。