某フードデリバリー配達員の備忘録

中年男性フーデリドライバーの独り言兼メモ

ウーバーイーツの配達員、減った!?それも不思議ではない3つの理由

「ウーバーイーツの配達員、減ったかな…」と感じることが最近増えた。

以前はなんとなく減ったかな…ぐらいだったのが、もう今は「絶対に減ったわ」と確信に近いものがある。

実際、ネットで少し検索すると似たような意見をチラホラ見かけるので、多分間違いがない。

ではなぜ減ったのか?
これから増えることはあるのか?それとも減り続けるのだろうか…ってことを少し書いてみたいと思う。

ウーバーイーツの配達員が減った理由

コロナ禍が終わって本業に戻った

1つは、コロナ禍が終わったことが大きいと思う。

コロナで本業が休みで時間を持て余している、稼ぎが減って大変だ、そのような人が配達員として稼働をしていたけど、コロナ禍がひと段落し、街がいつもどおりになるにつれて、そのような人たちも本業へ戻っていったのだと思う。

世の中が健全化したと言ってもいいかもしれませんね。

報酬が減ったので割に合わなくて離れた

2つ目は、報酬がガクンと減ったこともあると思ってます。

この仕事はシンプルに稼げなくなりました。中にはすごい額を稼ぐ配達員も居ますが、そういう配達員は全体の1%か0.1%かみたいなレベルです。たいていの配達員は稼げてません。

そして、その状況が今後も改善される見込みはありませんので、これでは生活もままならない…ってことで定職につく配達員も少なくありません。

不法就労者が逃げた

3つ目が、不法就労者が減った(帰国したのかな?)というのもあると思います。

コロナ禍の頃はもう不法就労者の外国人が大量に溢れていました。彼らのせいでフードデリバリーの依頼が全く来ないと言っても過言じゃない時期もありました。

なにせ、組織力が半端ない。組織だって連携して不正ツールを使うわ、アカウント複数持ちは当たり前だわでやりたい放題でした。ちょっとした社会問題になり、運営が厳しく対応したことで徐々にその存在は減り、コロナ禍が明けて国外で行けるようになってからグンと減った印象です。

…と言っても、今も一定数はいますけどね。フル電動の違法改造の自転車で配達してたりね。

てなわけで・・・

ウーバーイーツの配達員をはじめ、フードデリバリーの配達員が全体的に減っています。

それはコロナ禍が終わったということが大きな要因であり、それと付随してフーデリ各社が利益を上げる段階に入り、配達員報酬を減額しはじめていることが考えられます。

見方を変えると、適正な状態になりつつあるだけで、以前がバブルだっただけとも言えます。

そんなわけで、これからも配達員は減るかもしれませんが、ここ数年ほどの激しい動き方はしないと思われます。