配達員として稼げている
これを実感するには、最低限、原付で稼働することだと思っています。
実際僕自身が自転車→原付へと移行したタイプですので、その変化は身をもって感じています。
はじめは躊躇したいたのですが、自転車稼働に体力の限界を感じ、そして、原付稼働は儲かるぞって話を聞いたので、それならということで原付稼働に変更。
それから約1年。 結論は大正解でした。
その体験も踏まえて、Uber Eats の配達業務は原付から稼げるようになるぞ!ってことを書かせていただきます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)での配達を原付で稼働するメリット
原付で配達することには次のようなメリットがあると実感しています。
スムーズな配達が可能
自転車よりもスピードを出しやすい乗り物ですので、基本的に1件当たりの配達時間が短くて済むことが多くあります。
ただ、あくまで配達しやすい地域に限った話で、一方通行が多い入り組んだ地域の場合は、逆に自転車よりも時間がかかりすぎることもあり、良し悪しではあります。
比較的身体的にラクチン
自転車と比較すると、バイクにまたがってハンドルを握り、右手をひねるだけでOKですから、身体的な疲労感はマシです。
ただ、自転車の頃とは違う疲れ方をするので、全く疲れないというわけではありません。
報酬額がドンと底上げされる
自転車から原付に変えて一番実感したのは、報酬額がドンと跳ね上がったことです。
同じような距離の案件であっても、自転車の1.5倍ぐらいの単価が設定されています。
同じ労力なのに実入りのレベルが変わりますので、稼働するほど懐が豊かになっていく実感があります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)を原付で配達するデメリット・リスク
原付に変更したことで、自転車配達員時代には感じなかった次のようなデメリットに直面することになりました。
駐禁リスク
駐禁リスクがありますので、どこに停めるのかという事に常に注意を払わなくてはいけなくなりました。
とはいえ配達業務はお店の前に原付を停めて、注文者様のお宅の前に停めるというのが基本ですので、駐禁リスクから完全に逃れることは不可能です。
交通ルール
現代の交通ルールの中で、原付自転車はあまり歓迎されていないと感じることが多々あります。
例えば、最高速度30キロ制限。 安全運転を第一に考えていますのでこのスピードで運転していますが、国道などの交通量が多い道路を走るときは邪魔になっている感はヒシヒシと感じます。
他にも二段階右折なども、慣れればどうってことはないのですが、面倒といえば面倒です。
維持管理
大抵の原付自転車が配達業務のようなヘビーな使い方を想定して作られていませんので、高頻度でどこかがダメになったりします。
その時に知識がある方は自身で部品を購入して修理するということができますが、その知識がないと、都度バイク屋に持ち込んで修理することになります。
その都度時間もかかり、お金もかかりますので、自転車より稼げていますが、維持費は自転車時代より圧倒的にかかります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の原付配達が稼げる2つの理由
さて、肝心な原付での稼ぎですが、繰り返しになりますが、”稼げます”。 その理由は2つあります。
報酬単価が自転車より割高
自転車で稼働している頃と比較して、体感で1.3倍~1.5倍ほどの収入になっていると実感しています。
自転車で稼働していると、短距離の案件は1配達300円で依頼が飛んでくることがあります。 原付稼働になってから、その金額の依頼は皆無になりました。
短距離の案件でも400円を超えていることが多いので、そもそもの報酬設定として優遇されている感があります。
依頼が比較的優先に届く説
これはあくまで噂の域を出ない話ではありますが、バイクのほうが優先して依頼が届くという説があります。
配車AIが、空いているバイク配達員が居ない時に自転車にオーダーを振るという判断をしているのでは?と配達員の間では定説となっています。
その恩恵を実感することは多々あります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の原付配達に不可欠なコスト
稼ぎが増えると同時に、かかる費用も増えます。
それと差し引きをして、どうなのか…という総合的な判断が必要になり、総合的に判断しても稼げるという結論にはなってくるのですが、一同、そのコストを列挙させていただきます。
燃料費
まず欠かせないのが燃料費、ガソリン代です。
原付は燃費が良いものが多いですからこれが大きな負担になるということはありませんが、すごく頑張って配達した日は1回給油しなければいけないということになるはずですので、1日1回満タンにするための燃料費が必要となってきます。
駐車場代
自宅に原付を停めることができるなら問題はありませんが、そうじゃない場合は、駐輪場を借りて、そこに駐車するということになってきます。
駐車場代はピンキリですが、都市部で駐輪場を借りるとなると、最低でも月額5,000円前後はかかるのではないでしょうか?
こちらも必要不可欠な経費となります。
保険料
バイクに乗るにあたっての任意保険も必要となります。
特に業務中でも対象とする保険に加入するとなると、そこそこの年額となります。
その他維持管理費
他にも、バイクの部品の修理代、オイル代、ヘルメットなどの装備品なども経費として必要になってきます。
【レンタルバイクの場合】レンタル料金
原付をレンタルとして貸し出してくれるバイク屋が今はあります。 レンタルバイクを利用する場合その月額料金も必要な経費です。
ちなみに僕はレンタルバイク(ケーズバイクさん)の原付で配達を行っています。
まとめると・・・
今のところ、自転車稼働から原付稼働に変更してよかったという結論になります。
圧倒的に収入が増えましたからね。
その分、リスクが増えたというデメリットがありますので、安全運転の鬼に徹することがこれからも求められるな…と思っています。
ざっとまとめると、原付稼働に変えることで、自転車稼働よりも依頼件数と報酬単価が底上げされます。自転車時代よりも高単価かつ高頻度で依頼が飛んできます。
なので、同じ時間稼働をしているだけでも、収入は増えます。
同時に出ていくお金の種類も増えます。ガソリン代やオイル代、任意保険、駐輪場を借りるならその費用といったお金がかかります。また、駐禁のリスクに常にさらされていますから、一瞬の出来事で1日の売上の大半が飛ぶレベルの罰金を食らうことにもなります。
加えて、事故リスクもあります。
それを差し引いてどう感じるのかは個人差があるのかもしれませんが、稼ぐためにこの仕事をするなら、原付以上が推奨です。