某フードデリバリー配達員の備忘録

中年男性フーデリドライバーの独り言兼メモ

夜だけUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員として稼働して稼ぐことは可能なのか?

夜だけ稼働したい

そう思う方も少なくないと思います。

でも、夜だけウーバーイーツの配達員として稼働して稼げるのだろうか? 副業などで夜だけ稼働する配達員も多そうだし…と思われるかもしれません。

実際どうなのか?

 

3年以上、配達員として稼働してきた僕が、この記事執筆時点の直近(2022年8月)の稼働データを基にしたうえで言えることは、夜だけの稼働でも十分に稼げます。

理由は2つあります。

  • 夜は稼ぎ時が2回ある
  • 依頼が落ちる時間帯が少ない(短い)

この2つです。

 

どういうことかってことを少し説明させていただきます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員歴3年以上の僕の夜時間帯の稼働データ

※2022年8月度の稼働実績より ※歴3年以上、原付稼働

時間帯 平均件数
17時台 2.80
18時台 3.08
19時台 2.35
20時台 2.50
21時台 2.60
22時台 2.85
23時台 2.85
24時台 2.36
25時台 2.71
26時台 1.33

僕の2022年8月度の稼働実績を集計し、時間単位で平均件数を割り出したものです。

夏場という繁忙期の数字ですのでかなり良い数字となっていることをまず先にお断りさせてください。普段はこれの1割から2割減ぐらいです。

 

そして、これをご覧いただくと冒頭で書いたこれがお分かりいただけると思います。

  • 夜は稼ぎ時が2回ある
  • 依頼が落ちる時間帯が少ない(短い)

夜稼働は2回ピークタイムがありますし、他の時間帯も大きくガクンと落ちることがありません。 そのようなことから”夜だけの稼働でも十分に稼ぐことができる”という結論につながっています。

夜は稼ぎ時が2回ある

フードデリバリーは食事の配達ですので、食事の時間帯にオーダーがグンと伸びます。 表をご覧いただくと、その時間帯に数字が伸びていることがわかるかと思います。

  • 17時から18時
  • 22時から23時

この2回です。

配達をしていながら感じるのは、前者はお子様がいる家庭の食事、後者は仕事終わりの方の食事という印象です。

朝と昼は基本的に食事の時間帯のズレはありませんが、晩御飯だけこのようなズレが生じます。

だから、17時ぐらいから夜だけ稼働というスタイルであっても、21時ぐらいから数時間だけ稼働であっても、ちゃんとそれなりに稼ぐことが可能です。

依頼が落ちる時間帯が少ない(短い)

夜の2回のピーク外の時間帯も、平均して良い具合に忙しくなっています。

これも夜稼働の特徴です。

朝ごはんや昼ご飯は食べる時間がほぼ決まっており、そこで食事をしなかったら一食抜くという判断を下す人が多いかと思いますが、夜ご飯はそうではないようです。

2回の夜ご飯のピーク時間帯がありますが、それ以外の時間もそれなりに忙しいということから、時間帯のズレはあれど、夜ご飯を抜くという判断をする人はそう居ないという仮説が立ちます。

結果、夜は安定して稼ぎやすくなるという現象が起きやすいという印象を僕は抱いています。

そんなわけで

夜だけ稼働するつもりでUber Eats の配達員になっても十分に稼げるのか?という問いに対しては、「稼げますよ」というのが僕の回答になります。

朝だけや昼だけの稼働よりは、絶対に稼げます。

だから、副業として夜だけの稼働を検討している…という方は、どうぞ安心して一歩踏み出してください。大丈夫です。

 

注意すべきは、夜は治安が不安になる地域があることや無謀な運転の車が増えるということです。

女性配達員で深夜の配達先で怖い目にあったという方もいますし、視界が悪い中で平気で交通ルールを無視する車や自転車がありますから、一歩間違えば…ということもあります。

それらの危険への対策は欠かせませんが、夜だけ、一人で、ノルマに縛られずできる自由度の高い仕事をお探しなら、チャレンジしてみることをオススメします。