「優先配達って意味あるの?遅い時あるよね?」
そんなことを配達先のお客様に言われることがあります。
配達員にそれを断言できるだけのデータが手元にあるわけではありませんが、意味があるのかないのかで言えば”きっと、あります”。
ただし、遅い時があるのも事実です。それでも優先配達は意味があります。
どういうことかと言いますと、厳密には”全体的に配達が遅くなっている中での最優先扱い”が優先配達なのです。
どういうことかを簡単に説明します。
ウーバーイーツの優先配達ってどういうこと?
優先配達は”後回しにしない”ということ
優先配達を”他の案件を差し置いて誰よりも早く”という意味ではなく、”後回しにしない”という意味だととらえるほうが理解しやすいと思います。
どういう事かと言いますと、仮に5件の注文が一度に1つの店に入ったとします。そのオーダーが入った順番は…
- A 優先
- B 普通
- C 優先 (あなた)
- D 普通
- E 普通
だったとしたら、あなたの注文は2番目に昇格します。でも、1番目に昇格はしません。先に他の優先客が居るためです。
これをBのお客様視点でとらえると、Bのお客様は優先扱いではないので後回しにされたことになります。
(実際はオーダーが入ったタイミングも関係しますので、あくまでイメージとしてとらえてください)
同時配達では最優先扱い
そのお店から配達に向かうとき、同じ方向の案件はまとめて配達するようにシステム側は調整します。その際にも、優先配達はやはり”後回しにされません”。
例えば、先ほどのお店のオーダーで…
- C 優先 (あなた)
- D 普通
- E 普通
が同じ方向なら、あなたが一番目になります。
忙しい時間帯における最優先
もしあなたが注文した時間がお店が忙しい時間帯だった場合、どうしても時間がかかることがあります。
暇な時間帯なら30分で届くところが、忙しい時間帯であり、なおかつ複数の注文が一気に入ったのでお届けに60分かかるなんてことはよくある話です。
この”忙しい時間帯なので時間がかかる”という部分はどうしようもありません。いつも30分だから、いかなる時も30分というわけにはいきません。
どれだけ急いでも60分かかる状況の中で、可能な限り60分で届くようにするのが最優先配達です。
てなわけで・・・
優先配達が意味がないのかと言えば、そんなことはないという事は伝わりましたでしょうか?
優先配達を使わなければもっと遅くなってましたよってことなんです。
恐らく、言葉の意味やニュアンスの認識の不一致があるときにお客様の不満につながっているような気がします。
最優先という言葉には他の何事を差し置いても一番に持ってくるというニュアンスが含まれていますから、そう取られるのも無理はありません。
しかし、実際は今の状況の中での最優先という意味ですので、今の状況がどうしても時間のかかる状況(ご飯時、悪天時など)はやはり時間はかかってしまいます。
なので、状況によっては時間がかかるのはわかるが、その中でもなるべく早く届けてほしいってときに優先配達を利用してみることをオススメします!