Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員を紹介してください。
ウーバーイーツの配達員にはウーバー社からそういうお願いのようなものが時々届きます。
それならってことで友達に配達員の仕事を紹介して、条件をクリア(実際に稼働する)すると、紹介料が振り込まれます。
この仕組みを利用して、ネットで不特定多数の方に配達員募集の呼びかけをしている人がいます。
「紹介料を折半します」「紹介料の60%を渡します」などとキャッシュバックを望む方を募集をかけるのです。
しかし、結局支払わないという詐欺を働く奴がいるのです。
表に出てないだけで、毎日毎日、日本全国でこの手の詐欺は起きてるんじゃないかな?って思うんです。
そんなことを踏まえて、Uber Eats の配達員として3年以上配達員として活動している僕の経験から、僕がよく見かける配達員紹介料詐欺の内容について、解説させていただきます。
追記 2022年12月30日
現在、運営から”招待コード”の発行がなくなりつつあります。
今は”招待コード”ではなくて、配達員一人一人に専用のURLが付与されて、そちらのURL経由で登録した場合は…という形になりつつあります。
しかし、SNSではまだ招待コードでの誘導をしている方が散見されていますし、専用URLになったとて招待料詐欺を働く人は減らないでしょうから、注意喚起の一環としてこの記事を残しております。
記事内の招待コードは脳内で誘導URLに置き換えて読んでください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員紹介料詐欺の手順
紹介料の詐欺の仕組みそのものはとても簡単です。
- SNSなどで「配達員になりたい人いませんか?」と募集をかけます
- 興味があるよって人が出てくれば、その方に報酬(紹介料)の話をします
- その報酬額に了承してくれれば、紹介コードを教えます
- 登録者が稼働して報酬条件を満たす
- しかし、登録者に報酬を渡さず、連絡を遮断してとんずら
この繰り返しです。
SNSで集めて、「登録するなら○○円を払いますよ」という紹介料の話を持ち掛けて登録させる。
そして、実際に稼働して条件をクリアしたのも関わらず登録してくれた方に一円も支払わず、逃げる。
つまり、紹介料をまるごと紹介者が貰う形になります。
多い時で1件当たりの紹介料が数万円入りますので、数がまとまるとかなりの金額になります。
そのためかなかなか後を絶たないのです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の紹介料詐欺に遭わない方法
紹介料詐欺にあったとしても数万円の被害なんだから忘れようって言うのは簡単なんです。
でも、本来もらえたお金を自分自身の落ち度でもなんでもなくもらえなくなるという理不尽さを飲み込める人はそうはいないはずです。
その紹介料があれば目先の生活は少し安定しますし、稼働時の装備品を一気に揃えて快適に配達できたかもしれませんしね。
だから、紹介料詐欺には本当に気を付けてほしいのですが、ではどうすればいいのか。
超簡単です。
紹介料詐欺に遭わないためのたった1つの予防法
あなたが意識するのはたった1つだけ。
よく知らない人の紹介コードを使わない。
これを徹底的に守るだけです。
簡単でしょ? はい、声を出して読んでください。
「よく知らない人の紹介コードを使わない」
これだけオッケーです。
こんな事を言ってはなんですが、よく知らない人の紹介コードを使ってしまうほうも脇が甘いんです。
甘い話を鵜呑みにして過信しすぎなのです。 よく知らない人の紹介コードを使うのは辞めましょう。
それだけで防げることです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の紹介料をより確実に受け取りたいなら
紹介料詐欺を働く輩もいます。
SNSで気軽に教えてもらうなんてのは、この紹介料詐欺に関わらず、いかなる詐欺からもあなたを守るためにも注意深く最大限の警戒をするようにしてください。
では、誰から紹介コードを教えてもらえばいいのか。
大きく分けて次の2つのいずれかの方から教えてもらうようにしてください。
配達員をしている友人・知人
紹介してもらうのに一番オススメなのは「知人・友人」です。
友人・知人はあなたに嘘をついて騙すメリットがありませんし、逃げることもできないはずです。 だから、まずは友人・知人の紹介コードを利用するという選択肢が1番です。
ただ、お金の話を友人・知人の間でするのは、とても注意が必要です。
お金は人間関係を壊すだけの理由になり得ます。
「払うと約束したのに払わない、でも、友達だから言いにくい・・・」とか「あいつ、お金が欲しいから紹介料折半しようぜとか言ってきた」と陰で言われたり。
そういう面倒なことが起きる可能性もありますので、友達・知人と言えども人選は慎重に行ってください。
活動内容が見れる人
次にお勧めなのが「活動が見れる人」です。
ちゃんと活動していることがツイッターを通して分かる人、YOUTUBE動画を通して分かる人、ブログを通して分かる人、そのような”活動が見れる人”の紹介コードを利用するという選択肢もお勧めします。
このような方が紹介料詐欺をしないという保証はありませんが、紹介料詐欺をしてしまうと今まで積み上げてきた信用がなくなりますので、あまりにもデメリットが大きいためです。
紹介料詐欺で得られる以上の損失を被ることになりますので、そこの計算ができる人なら、紹介料詐欺を働きません。
紹介料詐欺を働くSNSアカウントは内容がペラペラ
逆に言えば、紹介料詐欺を働く人は、人となりを示すような情報が全く発信されていません。
SNSアカウントは比較的新しかったり、ツイート内容も薄いものばかりだったりします。
そういうアカウントを無視することがとっても大切です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の紹介コードを教えてもらう上での注意点
紹介コードを教えてもらう上で理解しておいてほしい点があります。
ここの誤解があると後々トラブルになりかねませんので、その点について書かせていただきます。
紹介料折半はルールではない
そもそもとして、「紹介料を折半する」とか、「XX%渡します」というのは、あくまで当事者同士の同意でしかありません。
Uber Eats が定めたルールでもなんでもないのです。
当人同士が勝手にかわした約束でしかありませんから、トラブルが発生しようがUber Eats がその問題の解決に関与することはありません。
だからこそ紹介者とあなたの間に信頼のようなものが不可欠なのです。
そこは忘れないでください。
というわけで・・・
Uber Eats の紹介料詐欺と、紹介料詐欺に遭わないためにはどうすればいいのかについて書かせていただきました。
3年以上Uber Eats 配達員のツイッターなどをチェックしていますが、本当に定期的に紹介料詐欺を見かけます。
またか・・・と思うぐらいによく見かけます。
誤解があるといけませんから注釈として書かせていただきますが、招待料を受け取ることも、それを折半することにも僕は否定的ではありません。
互いの同意のもとで正しく行われるのならば何の問題もありませんし、本来なら登録しただけではお金にならないのに、そこに金銭が発生するのならその機会を使わないのは損だとも思います。
僕自身、そういう考え方をしているからこそ紹介料キャッシュバックを用意しておりますし、だからこそ、その仕組みを悪用して他人を騙す輩が嫌いなんです。
お金のこととなると悪い奴、欲深い人、ずる賢い輩がたくさんいます。
そういう輩からの被害を一人でも減らすために、あなたがそういう被害に遭わないための知識として書かせていただきました。
是非参考にしてください。
なかには「詐欺に遭ったかも…」と思ってここに訪れている方も居るかもしれませんが…それは諦めるほうがいいかもしれません。
もっと大きな詐欺に遭う前に人をだますクズが居ることを知れたのだし、身銭がダメージを受けたわけではないと割り切って、自身の糧に変えることをオススメします。