珍しく母から電話
何があったんやろ・・・
こういう電話はたいてい良くない連絡なんよな・・・
と思い渋々電話に出てみると、興奮気味で何かを伝えようとする母。
どうやら悪いニュースではないっぽい。
でも、電話を聞き終わった今思うのは、それって悪いニュースなんじゃないか?ってこと。
そんな事を忘れないうちに書き残しておきます。
ヒートショックでトイレで気を失った母の話
ヒートショックでトイレで気を失ったらしい
寒いところと温かいところを行き来するとフッと気を失うというヒートショック。
そんな症状に襲われたとの連絡が母親からあった。
トイレに行ったところ、急に視界が暗くなって、気が付いたらトイレで倒れていたらしい。
元気に話してくれるけど、なかなかヘビーな話ではないのか?それ・・・と。
そう母に伝えても、どうやら母が伝えたい事はそれじゃないらしい。
目覚めた直後か直前におばあちゃんに遭ったらしい
気を失って目を覚ます途中なのか、気を取り戻した直後のぼやけている時のことなのか、玄関前におばあちゃんが居たというのです。
もう30年以上前に亡くなった僕のおばあちゃん、母親からすれば母親の母親が玄関に居てたというのです。
もちろん、亡くなっていますから実際に居るわけがないのですが、母はそれが嬉しかったらしい。
その喜びを伝えるために、電話をしてきたのです。
亡くなった人に遭うってのは、それはつまり・・・
でも、思いますよね。
それって・・・三途の川を渡りかけてない?って。
絶対にそうだよね?と。
そのことを母に伝えても、そうかな?で終わり。
そうやろ!絶対に!!と言っても、母から伝わる空気感は、ひさびさにおばあちゃんに遭えてうれしかったという空気感・・・。
いやいや、絶対にこの話の肝はそこじゃないやん!
そんなわけで
僕は思うんです。
多分、母は三途の川を渡りかけたけど、おばあちゃんが引き留めてくれたんだと。
おかんのテンションが上がり方を見ると、おばあちゃんに遭えた喜びで向こうに行っていても不思議ではないけど、おばあちゃんが手招きをせずに、ただ立っていただけということなので、きっとこれ以上は行ったらあかんと言いに来てくれたんだと思ってます。
そして、トイレを暖かくしてあげる機器を買わなきゃだな・・・
あなたも是非、トイレは温かくなさってください。