トークサバイバーはすべらない話の進化版とも言ってもいい作品だ

視聴録

トークサバイバー

ネットフリックスのコンテンツの一つで、主演は千鳥の大悟のドラマ作品。
なのですが、すべらない話的な要素がメインのドラマです。

これが面白かった。

人志松本のすべらない話を一段階進化させた作品といった印象です!

まだシーズン1しか作られてませんが、是非シーズン2、シーズン3・・・と続いてほしいコンテンツでした。

トークサバイバーが面白く感じた理由

トークサバイバーを面白いと感じた理由はなぜだろう?と考えると、どうしてもすべらない話で不満を抱えている自分が居たのかな・・・という仮説にたどり着きます。

すべらない話は”すべっていても認めない話”が増えてきたと思う

あくまで個人的な思いではありますが、すべらない話は以前ほどの質はないと思います。

普通にすべっている話もあるし、面白いけど鉄板と言えるほどかな・・・と思う話もある。
話芸の達人の芸人以外の人が出て来たりすると、もはやこれはすべらない話をする場所ではなくなったな・・・という気がしてなりませんでした。

加えて、テレビでできる表現の自由度はどんどん狭くなってきているので、イマイチつまらない話になってしまうという事情も理解できます。

そんなこんなで、本家のすべらない話は、すべりそうな話が増えているという印象がぬぐえません。

そのすべらない話をバージョンアップさせたのがトークサバイバーです。

トークサバイバーとはなにか

トークサバイバーとは何か。

公式サイトや関連ニュースをご覧いただくのが一番手っ取り早いとは思いますが、僕なりに簡単に説明をさせていただきます。

ドラマの中ですべらない話を披露する

トークサバイバーは、あくまでドラマです。
事件が起き、その事件を大悟が解決するというドラマがメインなのです。

その事件解決の中で、トークを各々が披露する。
その披露したトークが面白くなければ、そこで脱落する。

ストーリー的には、面白くないトークをした人は消えてしまう(殺害される等々)というものです。

つまり、事件解決のカギを握っているのは、そのトークを勝ち抜いた芸人なのです。

ストーリー的に犯人は誰で、どういう意図があるのかという軸があり、それとは別に、最後まで勝ち抜いて事件解決のカギを握る芸人になれるのは誰なのかを見守るという裏の軸があるドラマなんです。

トークサバイバーのここが良かったと感じる3つ

民放テレビ的な忖度が要らない

トークサバイバーが、テレビで放送されるコンテンツなのではなく、ネットフリックスが作成したコンテンツであるということが非常に大きな意味を持っています。

テレビ局の様々な面倒な部分が一切削がれているからです。

例えば、この話は多分テレビではダメだろうな・・・ってのがバンバン出てきます。
追い込まれて下ネタを話すことも多々あります。

多分、それらはテレビではアウトです。

また、視聴率という数字欲しさに話芸のプロでもなんでもない人がすべらない話に出てくることもありますが、そういう忖度キャスティングがありません。

一線級の芸人が、普通にトークバトルをしています。

テレビだと色々な事情で多分組めないようなメンツが実現しています。

”面白くない”芸人を明らかにしてしまう

面白くないと判断された芸人が脱落していくという設定のドラマなので、どの芸人も自分はそこに入りたくないと思っています。当たり前ですよね。

だから、いつも以上に本気ですべらない話をしています。

 

正直、テレビのすべらない話は、実際にすべっているケースもあります。

忖度笑いも必要なんだろうな・・・と理解した上で見ている事があるが、そういう忖度笑いが増えるにつれ、以前ほどすべらない話が楽しみじゃなくなっている自分が居ました。

やはり自分は忖度抜きのすべらない話を聞きたいし、芸人の本気で笑いを取りに行く姿勢を見たいのだとこの番組を見て思い出させてくれました。

 

個人的には、劇団ひとりは天才だと改めて確認させていただきました。

続けて見る理由がある

ストーリー上、必要性があってトークを披露するようになっています。
だから、ネットフリックスでシーズンものの作品としてエントリーすることができたのだとも思います。

これはちょっとした発明なんじゃないかな?とも思っています。

すべらない話を披露するだけなら、テレビ版のあの形に収まることになります。
しかし、そこにストーリー要素を持ち込んだことで、色々な展開が可能になったようにも思います。

 

トークで面白くなかった芸人をただ脱落させるのではなくて、その芸人を犯人に殺された形でドロップアウトさせる。トークがいまいちだった芸人というレッテルだけで終わるのではなく、ちゃんと華のある退場なので、損ばかりではないと言いますか。

 

加えて、ストーリー部分を成立させるために、ちゃんと実力のある俳優さんが出演していますので、それはそれで見どころの1つでもあります。

役者さんたちがトークを聞いて笑いをこらえきれずに笑っている姿は、見ていてほっこりしますしね。

そんなわけで

トークサバイバーが面白過ぎて、結局一気見してしまいました。

こういう本気のすべらない話、芸人が楽屋やライブでするようなすべらない話をを見たかった自分にとっては待ってました!というコンテンツです。

中年が学生服を着て、学生の役をしているので、コントのようだな・・・と思って見ていましたが、ちゃんとそれも伏線だったりで、ストーリーとしても一本筋が通っていて面白かった。

 

ちなみに、すべらない話が面白くないって意味ではなくて、テレビ的にはあれが限界だろうか・・・と僕は思うって感じです。

このニュアンスが伝わってくれればうれしいのですが・・・。

 

そんなわけで、すべらない話が好きな人、最近のすべらない話に物足りなさを感じる人は見て損はないと思いますよ。

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